腰痛とつきあうには ~まずは予防から~

はじめに

腰痛は誰もが一生のうち何回かは経験する症状で、誰にでも起こり得ると言えます。整形外科の外来患者様で多くの数を占める病気の一つです。

要因

腰痛は腰部筋筋膜炎・変形性脊椎症・脊椎分離すべり症・脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・腰部捻挫などさまざまな病気によって生じます。神経学的症状を伴わない、いわゆる腰痛症の場合の腰痛発症因子は脊柱アライメントの異常や不良姿勢による持続的な腰部の過緊張など、いくつもの原因が提唱されています

予防方法

腰痛はまずは日常生活動作に注意し、予防していく事が大切です。また筋力トレーニングやストレッチを行い筋力・柔軟性のある足腰作りが大切です。以下に腰に負担のかからない日常生活動作の注意点、腰痛体操の一部を紹介します。

日常生活動作の注意点

◆座る

不良姿勢 良姿勢 備考
椅子に座る時は腰を深くしましょう。
床上では正座が良いです。

◆立位での作業

不良姿勢 良姿勢 備考
台の上に片方を置きます。
時々置く足を交換します。

◆床から荷物を持ち上げる

不良姿勢 良姿勢 備考
両ひざを曲げ、上半身を起こした姿勢で行います。
荷物は足元に近い位置で持ち上げましょう。

◆荷物を持つ

不良姿勢 良姿勢 備考
荷物は身体に近いところまで持ち、上半身はできるだけ起こします。
ひざは少し曲げましょう。

腰痛体操

目的としてはお腹・お尻の筋力強化、太もも裏・腰回りのストレッチです。
以下腰痛体操の一部を紹介します。

①腹筋筋力強化

腰に負担がかからないように両膝を立てて行います。

②お尻の筋力強化


腰を床に押しつけながら、お尻の下の方を少し浮かせます。

③腰回りのストレッチ


両ひざを抱えて、仙骨が床から離れるように、身体を曲げます。

④太もも裏・ふくらはぎのストレッチ




腰痛がない姿勢で行いましょう。

④お尻・腰前の筋肉のトレッチ

床に手をつき、一側の足は曲げ、他側は後ろに伸ばします。

ここで紹介した事が全てではありません。腰痛の原因や症状は人それぞれ、よって治療も人それぞれです。
腰痛でお困りの方は一度お近くの医師にご相談ください。

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