車椅子についての話

車椅子にも様々な種類があります。現在医師会病院・くにさき苑に置いてある車椅子についてその種類と適応についてお話したいと思います。
まず、駆動方式による分類ですが

  1. 自走式
  2. 介助用車椅子
  3. 自走介助兼用型
  4. 電動車椅子の4つに分けられます。

一つ一つ多くの種類があり、この場では十分説明できませんので、主に自走用についてお話させていただきます。(自走式:乗っている人が操作して動かすもの。)

標準型
まず、一般的に施設や病院で見られるものがこれです。大抵が高齢の方の体格に対して大きすぎるので、個人的に購入される場合はお勧めできません。
片手駆動型
左右いずれかに配置された2本のハンドリム(※写真参照)が左右それぞれを制御するもの。片麻痺の方が片手のみで操作する際に適していますが、私が就職してこの車椅子を利用させていただくことはほとんどありませんでした(片麻痺となった大抵の方が片手・片足で駆動されるので)。操作方法を十分に理解されない方にはお勧めできません。またサイズが大きすぎるので屋内での使用には向いていません。
6輪車
狭い室内で移動するために開発された自走式車椅子。駆動輪が車体のほぼ中央に位置し、その場での転回が可能で、小回りに優れます。構造上後方に転倒しやすいバランスであるため、転倒防止のための後部キャスターが取り付けられており、車輪数から6輪車と呼びます。だいたいコーナー幅70㎝以上あれば切り返しなど可能です。
適合君
曲がった背中に対して、背シート(写真)を調整できます。円背のあるかたにお勧めです。
車いすポイント
リクライニング型
背もたれが後ろに倒れる車椅子です。フットレストを上げることも可能です。つまり、必要に応じてストレッチャーのような形にできます。背もたれも頭の上まで来るように延長背もたれとなっています。起立性低血圧がある方や、座っている姿勢を保てない方に使用することが多くあります。
モジュラー型
様々なサイズの部品を組み合わせることによって、使用されるかたに、よりサイズや使い方を合わせ易くした車いすです。より多くの部分のサイズを、より細やかに調整できるようになっています。また、オプションも豊富です。そのため、長時間使用しても快適で、操作性も増します。介助の負担も軽減します。

今回は院内・苑内にある車椅子について挙げましたが、車椅子の種類は本当に多種多様でここでは述べられなかったものもたくさんあります。
個人個人適したものは異なりますので、購入される際には医師や関わっておられるケアマネージャーの方にご相談下さい。

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