お役立ち手作り自助具

こんにちは。
リハビリテーション科、作業療法士の沖野 文です。
今回は日常生活でよくある悩みを解決してくれる自助具を紹介したいと思います。

はじめに

自助具ってなに??と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、少しだけ説明をします。
自助具とは、運動機能などに障害がある人のために、自力で日常生活動作を行えるように工夫して作られた器具・道具を言います。
例えば、背中が掻けない時に孫の手を使う。これも立派な自助具なんです!!つまり、高齢者・障害者の方だけではなく、私たちにも使える人に優しい道具のことなんです。
今回は自助具を実際に作製し、使い方まで皆さんにご紹介したいと思います。

皆さんは「これは一人じゃ難しいなぁ。」と、諦めてしまっていた活動はありませんか??
例えば、座った状態で前に屈めない、股関節などに可動域制限があるなどでソックスが履けない方などは結構多いのではないかと思います。
本日ご紹介する自助具は、「ソックスエイド」です。
ソックスを前屈みになりすぎずに簡単に履ける道具です。

では、さっそく作っていきましょう!!

怪我をしないように十分注意して作業してください。

1.準備するもの

・紐
・フィルムシート(クリアファイルでも良い)
※すべて100円均一のお店で購入しました。
いらなくなったものでも代用できます。

2.道具

・ものさし
・カッター
・はさみ
・マジック
・鉛筆
・キリ(穴あけパンチでも良い)

3.作り方

①フィルムシートに図のように型を書きます。(縦24.5cm 横21cm)

②型に沿って、カッターやはさみを使って形を作ります。

③キリ(穴あけパンチ)で紐を付けれるように穴を開けましょう。あける場所によっては、割れてしまうこともあるので、ビニールテープなどを貼ると良いです。

④紐を通して、抜けないように結びます。

⑤完成!!

作った自助具を実際に使ってみましょう!!

使い方

①ソックスエイドを半円に折り曲げてソックスを被せます。

②足を前下方に投げ出し、筒の中に足を入れます。

③紐を自分の体の方へ引っ張っていくと・・・

④ご覧のようにソックスが履けました!!

さいごに

留意点として、足関節の動きを必要とするため足関節に制限がある場合は使用しても履けないことがあります。また、靴下のゴムが固い場合も使用しにくいです。
自助具を使用するにはコツや練習はつきものですが、こういった便利グッズも簡単に作製することができたり、最近では100円均一にも販売されています。
ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

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